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M中・中ゴ体/Lリュウミン・細明朝体
Macが普及を始めた当初からの問題です。正しく理解しましょう。
まず、OS9までMacを買うと当然に中ゴシック体と細明朝体の丸漢とスーツケースがフォントフォルダに入っていました。文字のデザインはモリサワのものですが、AppleのMacを買うとついてくるわけです。一方、ほぼ同じデザインのATMがモリサワから発売されています。こちらの名前をM中ゴシックBBB、LリュウミンL-KLといいます。さらにTrueType版の中ゴシックBBB、リュウミンL-KLが存在します。TrueType版は論外で混在する可能性も低く、問題となるのは中ゴシック体(中ゴ体)とM中ゴBBB(M中)、細明朝体(細明)とLリュウミンL-KL(Lリュウミン)です。
問題のひとつは、両者がほとんど同じデザインでありながら、文字詰めの情報、ベースラインの情報に違いがある点です。例えば、中ゴ体で作られていたデータをM中に置き換えると1行に入る文字が変わったり、上下の位置がズレたりします。特にベースラインの違いは顕著で、中ゴシック体は他のフォントに比べやや上に文字が配置されるので、どちらか一方で作り始めたデータは途中で書体を置き換えたりしてはいけません。
最大の問題は、上記のように違いがあるにも関わらず、置き換わる際に何ら警告のダイアログが出ないことです。中ゴ体とM中はフォントを選ぶ際には区別して選ぶことができますが、M中しか入っていない状態で中ゴ体のファイルを開くと、そのままM中に置き換わって開くのです。結果、ズレに気づかないまま納品してしまうといったケースが生まれます。
対策としては、
@自分でデザインするときはなるべく中ゴ体、M中などは使わない。
A中ゴ体、細明を基本として、M中、Lリュウミンを使用した場合はフォルダに記載する。
BFlightCheckをかけて確認する。
ただし、Bは完全に確認ができるのか検証が済んでいません。いずれにせよ厳重な注意が必要です。
Apple版とモリサワ版、どちらが正しいという人がいますが、実際にはいずれも流通しています。中ゴ体、細明朝は文字が画面上みづらい、ベースラインが他と違うといった欠点があり、M中、Lリュウミンには縦組みで文字詰めが狭すぎるという欠点があります。要は混在させないことです。正しく取り扱えるよう理解を深めてください。
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